初心者のためのキャンプ講座

  

何を買う？

専用の焚火台を買いましょう。
バーベキューコンロで代用できるものも最近はありますが専用品の方が便利です。



なぜ？

焚き火は高温になりますので丈夫に出来ていないと歪んできます。その点、専用の焚火台はとても丈夫に出来ています。
長く使えることでしょう。
ただし専用でもあまりに安いものは熱による変形が起きますので気を付けて下さい。


必要？

「余裕があれば」

人間は１／ｆの揺らぎに落ち着きを感じるそうです。
例えば滝の音や炎がそうだそうです。
焚き火はその炎を囲むことが出来るのでとても楽しいものです。
未経験の方はぜひ経験してみてください。
心が落ち着くし会話も弾みます。
ただし火の取り扱いには十分注意してください。
たまにバチッと跳ねますから


一押し！

スノーピークの焚き火台Ｓを買いましょう。
折りたたむと平らになりますので収納性も良いです。ス
ノーピークの焚火台は開くだけで使える利便性も優れていますが頑丈に出来ているのも利点です。


ヒント

焚火台のポイントは大きさ、頑丈さです。
大きさは大きいほど薪も転がり落ちにくいので良いですが、やはり大きいと収納時など邪魔ですね。
また、焚き火は薪が無くては出来ません。
薪を川原などで拾ってくるのが良いでしょう。
管理されたキャンプ場では薪も落ちて無いですが焚き火事態が禁止のところもあります。
確認は必要でしょう。
薪は乾燥しているものを使ってください。
半乾きの木を燃やすと煙がすごいだけではなく跳ねることもあるので危険です。
また、薪を使いやすいサイズに切るのにのこぎりは必須です。
折り畳みののこぎりを一つ持っていきましょう。

  

何を買う？

一番安いバーベキューコンロを買ってください



なぜ？

実は多くのバーベキューコンロは消耗品です。
熱で変形したり、錆が発生して穴が開いたりしますので何年も使うことは難しいです。
もちろん何年も使える丈夫なものもあります。
しかし最初は一番安いやつを３年くらいで使い捨てにする考えでいいと思います。


必要？

「まあ必要」

キャンプといえばバーベキューという感じがありますね。
そういった意味では「絶対必要」でしょうか。
しかし七厘を使うことやガスでバーベキューも出来ます。


一押し！

バーベキューコンロで使いやすいのはある程度の深さがあるものです。
収納を考えたのか薄いものもありますが使い勝手は良くないです。
少々かさばっても深さのあるものを選んでください。


ヒント

バーベキューコンロにはその形のほかに高さも色々あります。
キャンプスタイルが確定する前はあまり低いものはお勧めできません。
ある程度の高さがあるものの方が良いでしょう。
低いと座ってしか使えませんが高いと座っても立っても使えるので自由度が広がります。
バーベキューコンロはステンレス製のものもあります。
これは錆に強いので何年も使うことが出来ます。
しかしその反面値段が高めです。
また、ステンレスでも接合部やリベットに鉄を使っているとそこから錆びてきますので注意が必要です。

  

何を買う？

１０インチのユニフレームのダッチオーブンを買ってください



なぜ？

鋳鉄のダッチオーブンがポピュラーですが初心者には扱いが楽なユニフレームのほうが良いでしょう。


必要？

「余裕があれば」

食事の楽しみは食べるだけではなく作る楽しみもあります。
ダッチオーブンはその両方を楽しむことが出来ますので、本当は「絶対必要」って書きたいくらいです。


一押し！

メンテナンスが楽なダッチオーブンにはユニフレームのほかにアルミやステンレスのものもありますが一番実績のあるユニフレーム製のダッチオーブンが良いでしょう。
難点は値段が高いことです。
安く収めたい場合は安売りのダッチオーブンを買う手もあります。
これだと５０００円くらいでセットを買うことが出来るでしょう。
この場合、手入れが必須になります。
家族が多い方は１２インチを買うのも良いでしょう。


ヒント

ダッチオーブンで何を作るといいのかわからない、あまり凝った料理も面倒、という方は燻製を作ってみてください。
食材とチップがあれば作れますし上火も要らないので簡単です。
その他にも芋やにんじんなどの野菜を適当に入れて火にかけるだけという単純な料理も美味しいです。
また、詳しいサイトが沢山ありますし、自分で料理を考えるのも楽しいです。
ダッチオーブンは普通に使っている分にはほとんど壊れないので一度買うと孫の代まで使えます。
ですので最初に買ったダッチオーブンを一生使うと思ってください。
もし最初に買ったダッチオーブンが気に入らない場合はそのダッチオーブンは捨てずに自宅の天ぷら鍋として使ってください。
天ぷらや唐揚げが驚くほど美味しく出来ますよ。

  

何を買う？

クッカーは家で使っている鍋とフライパンを持っていきましょう。




なぜ？

普段使っている鍋より使い勝手の良いものはありません。
唯一の欠点はちょっとかさばるくらいです。


必要？

「まあ必要」

鍋が無くては食事の用意も出来ないし、コーヒーも飲めません。
食事は全てバーベキューで飲み物は全て冷たいものであれば不要かもしれません。
でもそれだと飽きちゃいますよね。


一押し！

普段使っている鍋では雰囲気が出ないなぁと思っている方や収納が悪いなぁと思っている方にお勧めなのは取っ手の取れる鍋セットです。
有名どころにティファールがありますがちょっと高いです。
ティファールと同じような鍋セットで安いものもありますので探してみると良いでしょう。


ヒント

キャンプ用のクッカーにも良いものはありますが結構値段が高いです。
クッカーを選ぶ際の注意点はいくつかあるのですが、第一にサイズです。
人数に合ったサイズを選択しましょう。
少し大きめ位が良いです。
でもフライパンなど大きすぎるとツーバーナーからはみ出してしまいますので確認は必要でしょう。
第二に安くてもフライパンがテフロンなどの加工がしてあることです。
普段、使っているものと同じものが使いやすいです。
普段皆さんはテフロンのフライパンを使っていると思うので、キャンプで突然加工のしていないステンレスのフライパンを使うのは失敗の元です。
また、フライパンは焦げると使い勝手が悪くなるので買い換える可能性もあります。
そんな時はフライパンが単品で買えるといいですね。

  

何を買う？

食器は使い捨ての紙コップと紙皿を持っていきましょう。



なぜ？

使い捨てが嫌いでなければ食器は使い捨てを買いましょう。
洗い物の時間を短縮できます。
あなたが地球への優しさを第一に考えるのであればコレールの食器も良いかもしれません。
でもどんな大きさが必要かわからないのであればまずは紙コップと紙皿で良いと思います

必要？

「絶対必要」

一人でキャンプするのであれば鍋で直接食べることも出来ますが、複数になると不可能です。


一押し！

最近は１００円ショップでも使い捨ての食器が売っているのでそこからコップ、取り皿、深皿を買ってください。
もちろん食事の内容により微妙に変化します。
ラーメンなどの麺類を食べるのであればどんぶりが必要になりますし、大きな魚を焼いたりする場合は大皿が必要になります。
食材に合った食器を用意しましょう。
忘れてはいけないのは箸やスプーン、フォークです。
皿だけでは食べることができません。


ヒント

ここでは初心者用として使い捨てを食器を勧めています。
これは初心者の場合、自分のキャンプスタイルが確立していないため、コップが何個必要でどれくらいの大きさの皿が何枚必要かわからないはずなので高価な食器を買ってしまうと無駄だったり足りなかったりする恐れがあるからです。
自分の家で使っているお気に入りのお皿を思い浮かべてもらえれば自分の使い勝手がいい食器のサイズが自ずとわかりますが、キャンプでは普段食べない食べ物に挑戦したりしますのでまずは紙皿を何種類か持つほうが良いです。
使い捨てがいやな方はコレールの食器が丈夫でお勧めですが、シェラカップなどもとても便利です。
直接火にかけられるので食事以外にも活躍します。